他の瞑想法との違い
フリダヤ瞑想は一般で教えられている瞑想とはまったく違います。集中もしないし、また内観法(自分の感情や思考の流れを見続ける瞑想法)とも違います。呼吸法でもありません。
只、単純にマントラという意味のない言葉(一度自分の中にいれたら、口に出して発音はしません)を心の中で感じるだけで自動的に心のもっとも深い場所につれていってくれます。始めて1回目からそれが起ります。非常に簡単でシンプルな瞑想です。リラックスして楽に座れる場所があればどこでもできます。足を組んだり、姿勢を正さなければいけないとかいった規則はありません。
マントラというのはこの宇宙が作られた時に生まれた最初のインパルス、神の愛の波動(シャクティ=神の愛の側面)だといわれています。この瞑想の 『BIJA』というのはサンスクリット語で種という意味です。このBIJAマントラの中にはすべてのマスターたちの英知とこの宇宙の創造のエネルギーが内包されています。古代からBIJAを手にする者は世界を手にするといわれていたそうです。
神を経験するのはすごく簡単なことです。けれどいつの間にかこうしたテクニックが失われた結果、神を経験する事ができなくなり、 様々な瞑想法が誕生しました。
たとえばこの瞑想をしていると意識しなくても呼吸が穏やかになります。人によってはまったく呼吸をしてないと感じる状態が10分〜20分と続く事もあります。これはこの宇宙の源である『空』に意識が触れると私達のすべての感覚や神経系統が調整され最も効率的に働き出す為にほんの少しの呼吸ですべての機能が働くことが出来るので多くの酸素を必要としなくなるからです。
そのため呼吸がとても穏やかになります。所がこのテクニックが失われた後に人々は、逆に考えました。『空』に行って呼吸をしなくなるなら、呼吸をコントロールすれば『空』にいけると・・・・それが様々なヨガや呼吸法の始まりです。意識を集中したり、観想をしたりするのも同じです。
バイオフィード・バック法の様にα波を意識的に出す方法がありますが、これとも違います。確かにリラックス時にはα波が良く出ると言われていますがα波が出ればそれで良いと言うものではありません。この瞑想はある特定の部分だけを強めたり変化させるのではなくて全体的な変化を起こすものです。そして何よりもいっさいの努力が必要なしに意識せずにそれが起こるという点です。
また仮にα波の点だけ見てもこの瞑想法では始めた一回目から大幅なα波の増加が見られます。さらに長く続けているとα波だけでは無く総ての脳波が左右の脳とも完璧に同調して出る様になります。また体の各臓器に直接的な影響を与えたり、様々な効果があります。
この瞑想は本当に簡単で子供でもできます。(子供の方が素直なぶん上達も早いです。)只、この瞑想はプージャという簡単な儀式を通じてでしか、マント ラを教える事ができません。そしてそれは教師と対面式で行います。プージャをせずにマントラを教えてもそれはただの言葉を伝えた事にしかなりません。